(株)ジャパンステージは東京と京都を中心に収益物件・居住用物件・郊外の大型土地・事業用物件の不動産の取り扱いを行っております。不動産のことなら当社にお任せください。

夏を思わせるような暑い日が続いておりますが、皆様お変わりありませんでしょうか。9月もあっという間に下旬に入りますが、仕事が充実しているからなのか、年を重ねるごとに１年が短く感じます。これは、19世紀のフランスの哲学者ポール・ジャネが発案したジャネの法則(主観的に記憶される年月の長さは年少者にはより長く、年長者にはより短く感じられる)という心理学的に説明されておりますが、脳の活動量の影響によるものらしいです。

さて、ここで弊社の８月・９月の営業活動において感じたことや年末に向けて売却をお考えのお客様にお伝えしたい事を記載致します。今年は全国的に店舗・事務所の売物件が増えております。地方に関しては、戸建・土地の売物件が多く、エリアにおいては割安感があっても、長期間、買主様が見つからないこともございます。お客様は様々な事情で売却をされますが、売却理由の例としては「高齢化による事業の廃止、人件費や材料費高騰による運営資金のショート、借入資金の返済、競合増加、建物の老朽化、後継者不足、人口減少から需要と供給の崩壊、転売、資産整理、相続等」がございます。売却をお考えのお客様については逸るお気持ちもあろうかとは思いますが、まずは落ち着いてご自身でインターネット等により売却手順や市場価格や不動産会社の下調べを行い、気になった不動産会社2社以上にお話を聞いてみることをお勧め致します。実際にお会いする営業担当者により会社のイメージが決定してしまいますが、ここ数年では海外の不動産会社の様にチームで行動している会社も多く、言動や行動により会社の取り組み姿勢が感じられますし、実績等のお話を聞いてお客様にとって安心してご希望の売却ができるかどうかのご判断をされたら宜しいかと思います。

相続、資金返済、営業許可、温泉等の権利付き物件等については、事前に確認が必要となり、場合によっては売却活動までに法的な手続きが必要となり売却時期がご希望の時期から遅れてしまう事もございますので、ご相談は早めに行う方が宜しいかと思います。また手続きが複雑なものについては、出来るだけシンプルで分かりやすく説明を行ってくれる営業担当者の会社を選ばれた方が良く、法外な費用が発生し請求してくる会社には気をつけましょう。インターネットで調べれば大体の相場価格が分かります。

法人のお客様で主要な都市部に不動産をご所有されている方は、コロナ前からのゲストハウスの流行やホテル建設等に伴う海外資金の流入により土地の価格が未だに高騰しております。ただアメリカの商業用不動産の下落や借入残高をみると、今後、何かのタイミングでどの様なことが起きるか予想がつきづらいです。資産整理や手持ち資金のための売却をお考えでしたら、お早めにご相談をされ、お打合せの際は必ず複数人立会いのもと、不正な取引を防止する事をお勧め致します。